■ 弦は緩める?緩めない?
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さてさて、ギターを管理する上で必ず議論になるこの話題、梅雨に入りメンテナンスにも気を使う時期になりましたので、私も考えてみました。
まずは「緩める」派のご意見をまとめます。
鉄弦のギターは、ライトゲージでも約76kgの張力がかかっており、これをそのままにしておくと、ブリッジ剥がれやトップ板の浮き&膨らみ(最近では“メタボギター”と称されるとかw)、またネックへの負担が大きいので緩めるべきである。
「ギターは100年持たない楽器だ。」と言われているのは、この大きな張力の影響だ、というもの。
対して「緩めない」派。
ギターというのは、本来弦を張った状態を基本に作られているので、緩める必要はない。
毎回緩めるとギターが安定するまでに時間がかかるし、ナットサドルの痛みも早い。
更に、アンフィニの藤岡さんに伺うと…
「木」という素材は非常に優秀で、張ったり緩めたりを繰り返すと
「緩めた状態」を“記憶”してしまい、すぐに動く材になってしまう。
レギュラーで調整した後、ドロップすると極端に低い弦高になってしまうのは、“記憶”された事が原因の一つに考えられる、と。
トップ板が浮いてもリペアは可能だが、“記憶”を持ったネックはリペアでは直せない、とも。
という事で、アンフィニにあるデモ機は全て緩めずに置いてあり、氏曰く「スパルタ」だそうです(笑)。
但し、デモ機が置いてあるアンフィニさんの応接室は、空調で湿度管理されています。
どちらの意見も非常に理論的で、じゃあどっちがいいのヨ?って訊かれると…???ですよね。
最終的には、自分がやりやすいと思う保管法という
「風呂敷広げておいてナンだよヽ(#`曲´)ノ」と怒られそうな、なんともヤッツケな答えになってしまいます。
さんざ悩んだ挙句出した結論として、やはり少し緩めた方がいいのかな、と。
私の場合一番切れやすい弦だから、という理由もありますが、3、4弦を緩めず、他弦を半音程度緩める事にしています。
それだけでも、おそらく20kg程の張力マイナスになる筈です。
ん?どっちつかずの曖昧な意見ですって?
ノンノンノン、「柔軟性がある」と表現していただきたい(激爆)。
但し、共通するアドバイスとして「毎日弾いてあげるのが、いいコンディションを保つ最適な方法。」のようです。
ギターは湿度変化に弱いです。
ラッカーフィニッシュのギターなら尚更です。
重大なトラブルに遭わないためのヒントは…
■ 湿度調整材を入れて、ケース内の湿度を管理する。
■ 急激な湿度(温度)変化を避けるため、暑い場所からエアコンの効いた室内に入ったとき、いきなりケースを開けない。
ケースの荒熱が取れるくらいまで置いてゆっくり開けてやる事で、急激な変化による塗装やトップ板の割れを、ある程度防げるようです。
(冬の場合も同じです)
■ 兎にも角にも、少しでいいから毎日弾いてやる。
振動を与える事で水分も飛びやすくなりますし、サウンドホール内の空気も入れ替わります。
簡単な事ばかりですので是非実践して頂いて、この鬱陶しい季節もトラブルフリーで、ギターライフを楽しみましょう!(^o^)/
それでもトラブルが発生してしまったら…おぉ!藤岡さんが居るぢゃあないですか!(爆)
お待ちかね、余雑談(激爆)。
一見深刻に思えるトップ板クラックのリペアは、裏から当て木をしたりする割りに、意外と音への影響は少ないですが、塗装のリフィニッシュは相当な変化があるとの事。
塗装にヒビが入ったくらいなら“そういうもの”だと考えて、安易に再塗装は考えないほうがいいみたいです。 - [ Comments(6) ] [ TrackBack (0) ] [ top↑ ]
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♪ う〜ん、確かに・・・
ギターの保管って難しいですよね。
僕はエレキから入りましたが1年も経たんうちにおかしな箇所が出てきて、辛い思いをした事があります。
音楽学校の師に『ちょっと粗末に扱ったぐらいでおかしなるギターはあかんねん』といわれ変に納得してしまい、また、自分の持っているギターがおかしくならないって言うのもあってあまり神経質になることも無かったんですが・・・
考えてみると、おかしくなってからでは遅いよね・・・って思ってしまいます。
そうなだけに読んでいてちょっと緩めるというのは良い手かもしれんって思います。
やってみよっと(笑)
僕は今まであまり、From: sato * 2007/07/08 15:19
* [Edit] * page top↑♪ 気になる(笑)。
エレキも(大体のものが)木でできていますし、ラッカーフィニッシュもありますよね。
ギターにとって過湿度は、いい事は何もないと思いますので、ちょっと気にしてあげるだけでも、いいかも知れませんね。
>考えてみると、おかしくなってからでは遅いよね・・・って思ってしまいます。
そう!おかしくなってからでも大抵治りますが、それなりにコストもかかりますし、第一ギターが可哀想ですよね(笑)。
> 僕は今まであまり、
この下り、続きがとても気になるんですけど(爆)。From: BOM(b) * 2007/07/09 14:55
* [Edit] * page top↑♪ あ〜!!!
送れて無いの今気づきました(驚)
すいません・・・(泣)
って事で、続き書きます。
僕は今まであまり、気にしていなかったんで、BOM(b)さんの、このブログ、すごい為になってます。
って言うので締めたかったんです。
やっちまいました(笑)From: sato * 2007/07/09 18:27
* [Edit] * page top↑♪
> satoさん
私のイヤミな文に真摯に対応してくださって…なんだか却ってすみません(^ ^;)y
いや〜その後が
「伊万里には興味なくて…」とかでなくて、本当に良かった(爆)。
真面目な話に戻ると(爆)、あまり気にしてプレイに集中できなくなるのも考えものですよね。
私個人としては、ギターは弾いてあげてなんぼ、コレクター的な考え方は全ないんです。
今から10年後くらいに
「そう言えば、俺のギターってメンテナンスフリーだなぁ…」が正解!なんでしょうが…おぉいドラえもぉ〜ん(爆)。From: BOM(b) * 2007/07/09 21:44
* [Edit] * page top↑♪
木が張力を記憶するというのは全然理論的ではありません。
なぜなら科学的根拠がないからです。From: kapipara * 2007/11/06 17:47
* [Edit] * page top↑♪
> kapiparaさん
コメントありがとうございます。
仰る通りです。
ですが、絶対のない音の世界、また逆も然りです。
科学的根拠だけを真実としない、私の方が楽しめている、ただそれだけの事です。
ちなみに、“カピバラ”さんでなく“カピパラ”さんなんですね(^^;y - Comment Post
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