ニコピン(パラピン)セッティングでお悩みの方へ

ニコピン(パラピン)のセッティングで悩んでおられる方、結構いらっしゃいますよね。
かく言う私も、初めてS-40に取り付けした時から、音質、パームとの兼ね合い、マグとの相性など、様々な要素からセッティングが決まらず、随分と悩みました┐('〜`;)┌
ニコピンは、2つのコンタクトで音を拾う分レンジはとても広く、他の追随を許さない素晴らしいPUです。
このクオリティで20.000yenしない、コストパフォーマンスも魅力です。
ですがデメリットとして、2つ同時の信号が合わさる事により、独特の“うねり感”が生じてしまいます。
出音の他、更に残響音があるためか、リバーヴをかけた時に特にハッキリとその現象が確認できます。

新岡さんが提唱している、
「1弦側 ボディくびれのライニング近く〜ブリッジ近辺のブレーシング近く」+「6弦側 Dボディならくびれのライニング辺り」は、比較的簡単に位置を探せて、マグを混ぜた時にいい音が出ます。
が、よほど貼り付け位置を煮詰めない限り、ニコピン単体だと
“水に潜って耳抜きできてないような”音になってしまいます。
また、ブレーシング近辺に集まる高域のピッキングノイズを多く拾う為、爪やピックが擦れる音が強く出て、イコライジングが非常に難しいです。
上記デメリットを解消すべく、初めて師匠(勝手に言っているw)の言いつけを無視し、貼り付け位置を探す旅に…アテのない彷徨を重ね、ようやくオアシスに辿り着きました(爆)。
Nicopin_toritsukeichi

■ 1弦側
「ブリッジ直下」、もしくはそこから数センチ、オシリ側に下がった位置。
オシリ側に下がった場合は、ブレーシング(トーンバー)とブレーシングの“真ん中”辺りを狙ってください。
ブレーシングに近いと、上記の高域ピックノイズが増える傾向にあります。
この1弦側は、大体どのギターでも変わらない位置に来ると思います。
もし、音がモコモコしたように感じたら、少しだけライニング寄りを探すなどしますが、おそらく1cmと変わらない位置になろうかと。
当たり前ですが、1弦のブリッジピンに接触してしまうのも、ご法度ですぞ。

■ 6弦側
Dボディなら、くびれの中心、ライニングから1cmくらい中に。
ボディサイズによって、そこから少しづつオシリ側に移動する感じです。
新岡さんも仰っていますが、ここで欲張って「もっと低音を拾いたい…」なんて、Dなのにオシリの方に貼ったりすると、もの凄いハウリングを起こします。
何で知っているかと言うと、やったからです(激爆)。
もうね、全っ然ダメ!イコライジングでどうこうなんてレベルじゃないくらい、恐ろしいハウりでした。
パームなんてしなくても、6弦を弾いただけでず〜っと鳴っちゃうくらい(爆)。

この位置を探すヒントになったのが、、アンフィニ藤岡さんにお邪魔した際伺った、こんなコメントでした。
「ブリッジというのは、弦が作った振動をサウンドホールに伝え、更にサウンドホールから戻ってきた振動を拾うんです。なので、耳のいい人は、『弦が振動してからPUに伝わるまでの“タイムラグ”を嫌い、コンタクトをブリッジ直下につける事が多い。』んです。」
完璧なリペアを安価でこなすだけでなく、こんな重要な話も惜しみなくして下さる藤岡さんは、なんていい人なんだ、エライ!エラすぎるっ!(爆)
本当にありがとうございますm(_ _)m
おかげで、1弦側は殆ど悩まずにブリッジ直下近辺、6弦側はハウリングをしない所を探せばよくなり、闇雲に付け剥がしするストレスから解放されました。
更に、6弦側はブリッジから離れた音を拾う為、例の“うねり感”も解消、何故か散々悩まされていたノイズも激減しました。

■ たまには、サウンドファイルも(爆)。
マグだけの場合は、単にニコピンの出力をゼロに絞っただけですが、ニコピンだけだとサスガにセッティングが違いますので、多少のイコライジングをいています。
私のセッティングは前出コラムの通り、フォンステレオアウト(エフェクト有)+XLRステレオアウト(ほぼノンエフェクト)の4ch出力です。


1.まずはマグネットPUだけ (mp3/160bpsFile)
なんともエレキチックですねぇ(笑)。
speaker_animation
※別ページが開きます

2.次に、ニコピンのみ (mp3/160bpsFile)
テキトーなセッティングの割には、まぁアリかな、くらいの音だと思います。
ボリュームやイコライジングを詰めれば、タッピングやパームをしないスタイルやナイロン弦の方は、ニコピンだけでイケちゃうんじゃないでしょうか?
いい加減にレベルを上げていますので割れる寸前、パーム音も必要以上に拾っちゃってますが、どうかご容赦をm(_ _)m
speaker_animation
※別ページが開きます

3.最後に、ブレンドしたサウンド (mp3/160bpsFile)
最近の押尾さんチックに仕上げてみました(爆)。
speaker_animation
※別ページが開きます
いつもならアンプを通したラインRECをするのですが、ベーリンガーUB502から直接、ラインでH4に繋ぎRECしてみました。
サスガに空気感はありませんね(笑)、スピーカラから出る音を想定して作った音なので、ちょっとブリブリ過ぎかしら。
ちなみにこの曲は、私のオリジナル3曲目「Sky High」、サビ部分を弾きましたでつ。
(2曲目は激暗なのでサンプルにできませんw)

この長いコラムが(爆)少しでも、ニコピン購入やセッティングに悩んでいる方の手助けができれば幸いです。
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Comment

♪ 秘伝公開

画像があるとやはり解りやすいな〜
音も曲もいいですね〜

From: ろは * 2007/09/27 07:17
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♪ すみません

ろはさんに「ニコピンのコラム、書きましたよ〜」ってメールしようと思いつつ、すっかり忘れてしまいました…orz

> 音も曲もいいですね〜
嬉しい!ありがとうございます!
ちなみにMSのパッチは「Big Blue Ocean」で、AD-5で少しだけコーラスをかけてます。

From: BOM(b) * 2007/09/27 09:04
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♪ 内容充実ですね。

さすが、BOMさんですね。

音を聞き分ける耳の良さはすごいですね。

実はギターによってかなり音の特質は違います。

スキャロップとノンスキャロップではかなりちがいます。

マーチンビンテージシリーズや高級なもの、ギブソンはスキャロップが多いですね。

ラリヴィー、テイラーなどはノンスキャロップですね。

フォルヒは中間くらいでしょうか。

日本製、中国製のギターは概して強度がオーバーで鳴らないものがあります。

こういう場合にトップのどの位置かというのは千差万別ですべてを表現するのは難しいです。

マーチンのスキャロップの場合はBOMセッティングもひとつの答えですね。

でも、プリが違うと実はまた違うセッティングになる場合もあるんです。

そのうちにHPにてヘッジス風のサウンドを出す方法を伝授いたします。

これこそ押尾サウンドだと思いますので。


(*^^)v








From: 新岡ギター教室WEB * 2007/10/02 01:45
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♪ しししししょぉ〜!。・゚・(ノД`)・゚・。

お忙しい所、コメントありがとうございます!

> こういう場合にトップのどの位置かというのは千差万別ですべてを表現するのは難しいです。
そうなんですよね。
実は、ろはさん(ニコピン、NEO-Dハム、スピーカラ、『あのサイトにやられてます』と仰ってましたw)にニコピンセッティングをメールした際「コレもコラム書いたら?」と、言われていたんです。
ですが、ギターによってかなり違ってしまうので、どうしようか悩んでいたのです…。
某掲示板でも、貼り位置を迷っている方が多かったのもあり、ここはひとつ誤解を恐れずに書いてみよう、と思い立ち立ちました。

> そのうちにHPにてヘッジス風のサウンドを出す方法を伝授いたします。
よろしくお願いいたしますm(_ _)m
その際には、お手数でも「発表したよ」コメントを頂けると、とても嬉しいです(^o^)/

From: BOM(b) * 2007/10/02 09:26
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