弦の振動 〜真面目に考えた事あります?(笑)

みなさんもそうでしょうけど、ギター本体には色々と気を使いますよね。
温度や湿度に憂いたり、汗や皮脂をマメに拭き取ったり、やれネックが反っただのボディに傷がついただの…。
弦高には気を使いますが、弦そのものは張ってから切れるか音が悪くなるまで、殆ど気にしなかったりしません?
ですが、ギターは弦が振動してこそ鳴る(当たり前かw)楽器です。
シルドさんはじめ、弦を製造販売している方々などは、日々弦の行く末を見つめておられる訳です(笑)。

既出ですが、シルドさんの弦開発にあたり、モニタをやらせて頂いております。
同じギター、同じ奏者で、弦がどのように変化していくかを、私なりのインプレッションで事細かに報告します。
簡単に言うと、使用者からのフィードバックですね、って最初から簡単に言えって(爆)。

現在発売開始されているカスタムNMSや一連の新製品について、経日による高域の減少やボリュームダウンなどの報告をしている際、そのやりとりの中で、とても勉強になるお話しがありました。
丁度、アポヤンドとアルアイレのコラムを書いた辺りだったので、このSさんのお話は非常に興味深く、何度も読み返しては「ほえ〜、なるほど〜!」などと呟いておりました(笑)。
物理の講義に近い内容ですので、身体に発疹が出るなどの拒絶反応を起こす方は、お読みにならない方が良いと思われます(爆)。
以下、転載

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ボリュームの変化が少なく高域が減少というのは、弦の円運動が少なくなっている証拠なのです。

弦を弾くと横と縦の振動が発生しますが、横は縄跳びを想像してみてください。
くるくると単に回っているように見えますが、実は1周回っている間に縄はその軌道を中心に震えている(振動)んですよ。
1Hz→2Hz→3Hz〜というように、軌道を軸として発生していきます。

これが倍音の発生メカニズムでして、この震えが無いと1つの周波数しか出ないんですね。
硬くなると柔軟性が無くなり、細かい振動がしにくくなるために、高い周波数が止まって抜けが悪い音になります。

ちなみに、縦はネック方向に縮んで伸びてという運動です。
こちらは硬化が進んでも変化量が少なくある程度質量などでカバーできるので、全体的なボリュームは減らずに高域が減ってしまうという現象が起きます。

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お分かりになりました?
以前とある番組で、押尾氏が弾いているギターを、スーパースローカメラが捕らえた映像から検証、みたいな事をやっていました。
その時に「弦って、こんなに揺れてるんだ〜!?」と感じたのを思い出しました。
想像以上に複雑な振動で艶かしく誘惑し、ギタリストのハートを鷲づかみのニクいヤツ(激爆)。

こんなむつかしい事考えながら弾く事はできませんから(爆)、弾き終わった後にでも、弦を愛しんで拭いてやってくださいね。
1本づつ摘まんで、ナット〜サドルにかけてゆっくり拭きます。
ちなみに弦は乾拭きで充分です、力を入れる必要はありません。

突詰めれば突詰めるほど、ギターって奥深いものですね、道理で楽しい訳です(^o^)/
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Comment

♪ 

ども。

弦の振動までは頭をまわしたことないですね。
ほぼ、物理学ですね。

P波とか、S波とか唐突に思い出しちゃいました。

ギターってありとあらゆる自然現象のかたまりなのがよくわかります。

「決して造られたものではない自然の奏でる音。」

大事に付き合っていきたいものですね。

From: mas830 * 2007/11/05 19:01
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♪ 

エフェクタの設定とかでは、結構原理的なことを想像しながら考えますが、弦そのものの振動ってのはあんまりかんがえませんでした。
大変勉強になりました(なんとなくわかったような気がします)。

で、弦拭く時って「この巻き線のミゾにはまったアカはどうするんだろう・・・?」っていつも思います(笑)

From: kazuogu * 2007/11/06 00:31
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♪ 

お二方いらっしゃいまし、コメントありがとうございますm(_ _)m

> P波とか、S波とか唐突に思い出しちゃいました。
だはは、ぷらいまり〜波せかんだり〜波かめはめ波(爆)。
冗談はさておき(最近こればっかwww)、シルドさんは科学的なアプローチで製品開発をされる事が多いです。
正に物理学ですね。

> で、弦拭く時って「この巻き線のミゾにはまったアカはどうするんだろう・・・?」っていつも思います(笑)
ヒント : 煮る(爆)。
実際、ワウンドに詰まった垢は取れますが、金属ですから同時に劣化もしちゃうのに、一昔前は真面目に鍋で煮ていた方も多かったんですよねぇ┐('〜`;)┌

From: BOM(b) * 2007/11/06 08:49
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♪ 

わははは。。。

昔、煮てた。。。

瞬間、よみがえった気がするんですよ。

From: mas830 * 2007/11/06 15:49
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♪ 

> 瞬間、よみがえった気がするんですよ。
サスガ同年(爆)。
確かに、芯線が劇的に酸化する前、まだ熱を持った状態の数時間は、ワウンドの溝に入った皮脂などが取れてますから、蘇った!ような気になりますよね(笑)。

From: BOM(b) * 2007/11/06 21:52
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♪ 振動の実験!?

はじめまして。宮崎のまーるといいます。
僕も最近マグからピエゾの研究の門をくぐりました。
大変参考になり助かっております。
ところで、マグをホールにかますのでなく、フィンガーボードに(の横から?)固定するという実験はされたことはありますでしょうか。
今閃いたのですが、先行研究リサーチから!と思い質問させて頂きました。
よろしくお願いします。

From: まる * 2007/11/08 13:15
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♪ w(゚o゚*)w

> まーるさん
はじめまして、大変興味深いコメント、ありがとうございますm(_ _)m

> マグをホールにかますのでなく、フィンガーボードに(の横から?)固定するという実験はされたことはありますでしょうか。
残念ながらありませんm(_ _)m
いまいちイメージが湧かないのですが、Shadowの「NanoMag」みたいに付ける、って事でしょうか?
http://www.select-inter.com/shadow_top.html

やった事ないので分りませんが、サンライズのように弦によって変化させられるPU以外は、基本的に“あの位置”に取り付けるように設計されていて、位置をずらすと、かなり音が変わるそうです。

バナナムーンさんが実験した「M1 Activeの取り付け位置探し」のページ。
http://www.ba-na-namoon.com/m1/m1.html

ピッキング位置でもそうですけど、フィンガーボードに近い位置にずらすと、低域が強調されたモコモコした音になりそうじゃないですか?
もし実験されましたら、逆にその結果をお教えいただきたいです(笑)。
よろしくお願いいたしますm(_ _)m

From: BOM(b) * 2007/11/08 14:14
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♪ ありがとうございました。

早速の返信ありがとうございました。
NanoMagですが、知りませんでした。気になりますね。
とても近いのですが、僕のイメージでは、ちょっと違ってて、いつものマグP.U.の挟むところ(耳?クランプ?)を切り取ってトップに触れないサイズに加工して、指板(横か裏)からホールに向けてプールの飛び込み板のように取り付け器具を出した先にP.U.を固定するフローティング式マグを想像してました。
ところで、バナナムーンさんのレポートを参考に、僕も取り付け位置を探ったのですが、BOM(b)さんの仰るように、拾う位置の弦の長さもとても関係するのですが、結局スタンダードな位置が演奏性上もバランス良いのかなと思いました。
もう一つの理由はホール真中止めだと、トップの振動を非常に大きく止めてしまう結果となったため(M1には良し悪し)という原因もありまして、でもそれを抜きにできればマグの位置としては、バナナムーンさんのようにするのがいいではと思ってしまったわけです。
しかし。僕の持っているM1では、トップの振動を拾うことが大事なので、この実験ができません。(+o+)。
長話になってスイマセンでした。この企画はまだ結論を出せません。

From: まーる * 2007/11/08 17:52
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