アクリリックのリスク… 自分でやるならよく読んで!

先だってのコラムを読んで下さり
「自分でスカルプやって失敗してたんだけど、コレ見たらできそうだから、もう1回やってみようかな。」
と思った方もいらっしゃると思います。
が、知識もなくアクリルを乗せようとすると、かなりのリスクが伴います。
コラムを読んで失敗させてしまうと、私が事故の助長をする事になりかねないので、今日はそのリスクもしっかり書きたいと思います。

■ 簡単キットなどを購入された方は、まず説明書をよく読んでください。
と言っても、肝心な事が書かれていなかったり、プライマーさえ同包されていないモノもあります。
やり方を知らないと、絶対に上手くいきませんので、しっかり情報収集をして知識を頭に叩き込んでください。
写真だけですが、NAIL MARKETという通販サイトで、丁寧なWebレッスンを公開しています。

■ 必ず必要なもの。
アクリルリキッド、アクリルパウダー、プライマー、筆、タッペンディッシュ(代用品も可)
ファイル(ヤスリの事)、アセトン(取り除く際にアクリルを溶かす薬品)
キッチンペーパーを1/4くらいに切り、折って手許に置いておきます。
ミクスチャーを乗せ形作る際、筆にリキッドが残っているとビチャビチャなってしまうので、軽く拭くために使います。
終わった後に筆を洗うブラシクリーナーはあれば便利ですが、残ったアクリルリキッドでも洗えますので、とりあえずは省略しました。
筆にミクスチャーが残っていると次回使うときにガビガビ…アセトンに浸して取るハメになりますが、ものすごく大変です(笑)。
終わったら、ディッシュに残ったリキッドでよく洗い、キッチンペーパーなどでよく拭いて、乾燥させてからしまいましょう。
フォーム(長いアクリルを乗せるためのガイド)があるととてもやりやすいです。
自爪をちょっと超えるように乗せると、境目から剥がれるようなこともなくなります。
慣れてくれば、フォームがなくても自由自在に爪が作れます、エッヘン(爆)。

■ 自爪を削って乗せるアクリルは、何度もやると本当に危険です。
前回、「アクリルとの密着度を上げる為、自爪にキズをつける(サンディング)」と書きました。
アクリルネイルの一番のリスクは、ココなんです。
失敗して乗せ直す際、もう一度自爪をサンディングしなければなりません。
何度も失敗しては乗せ…を繰り返すと、その度に薄くなってしまう自爪…
私の経験で、普通にお風呂に入っているだけでもフカフカになり、プルタブなんてとてもぢゃあないが開けられない、常に深爪状態なので力が入らないetc...本当に大変でした。
さらに…自爪が薄いとタワみやすく、リフトしやすいんです。
爪が薄いと、指で押しただけでフニャっとなってしまいますよね。
アクリルが上に乗った状態でも、自爪だけがタワんでサイドから剥がれてくる事があります。
乗せ方が悪いと、そりゃあもう形成しているソバからリフトしてきます。
リフトしてしまいやり直し、また自爪をサンディングして薄くなり…魔のロンド(爆)。

■ プライマーは、最低でも2回は塗りましょう。
サンディングの後、さらに表面に凸凹をつけるために塗るプライマー。
“プレプライマー”という言葉があるくらい、何回か塗ると効果がUPするようです。
塗って2〜3分置き、完全に乾いてからもう一度塗ります。
更に、アクリルを乗せる直前にも塗るといいようです。
メーカーによっては「“生乾き”状態の方が密着度が上がる」プライマーもあるようなので、メーカーに問い合わせてみてもいいかも。

■ 形成の際、「自爪とアクリルの境目」は丁寧に、薄く削りましょう。
先だってのコラムの通り、境目はなるべく薄いほうがリフトしませんので、乗せた後に削って薄くするのも手です。
ですが、厚い状態から削ろうとすると付加がかかり、削っている間にリフトしてきますのでご注意を。
前述ですが、自爪よりもアクリルを少しだけ長くするようにしておくと、先端をぶつけた時に境目から剥がれてしまうのを防げます。
伸びて削った時も、伸びた“裏部分”をよく削り、自爪が少し短くなるようにするといいようです。
私の爪先端はいつも、自爪がなくアクリルのみの透明な状態に保っています。
ここは、いくら薄くっても大丈夫です(笑)。
弦に当たる部分ですから、なるべく滑らかにしておきましょう。
ザラザラだと、ヘタクソなバイオリン弾きのような“ギギギィ〜ギャリギャリ…”というノイズが混じります(爆)。
私の場合ですが、少し三角にするつもりで爪を作ると、アポヤンド時にいい音がしました。
あまり幅が広いと“指離れ”が悪くなり、結果小さかったり痩せた音になりがちでした。
長さ、厚さ、形…試行錯誤して、自分のベストを探しましょう!

■ それでも失敗してしまったら…
痛かったりしなければいいんですけど、自爪はもう薄くなっていますので、潔く諦めましょう。
2回以上失敗した場合は、完全レッドゾーンです。
爪は一度薄く削ると、新しい部分も薄く伸びてしまうんです(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル ((((
ネイルアーマーなどの保護マニキュアを塗り、最低でも半年はやらないほうが賢明です。
身近な女性に聞いて、爪周りに塗る保湿クリームを塗るのも効果アリです。
それでも「どーしてもアクリルを乗せたい!」と仰るなら、身近な上手い人を見つけてやってもらったり、勇気を出してネイルサロンに行きましょう。
プロの技も見られますし、薄くなった所にはアクリルが乗る訳ですから、(ほぼ)メンテフリー。
乗せてもらったアクリルが全てなくなってから半年くらいすれば、なんとか元通りになっていると思います。
どこのお店も、フレンチネイル(装飾のない透明なモノ)なら1本\800〜\1.000、オーバーレイ(伸びた部分に付け足す事)は¥600程度かと思われます。

ハッキリ言ってスカルプは難しいです。
自分で乗せればコストも時間も節約できますが、知識も経験(以前サロンで乗せた事があるなど)もあり、なお且つ「自分は割りと起用なほうだ。」と思う方なら、チャレンジする価値はあると思います。
アクリルがないとギターが弾けない訳でもないし、私が提案する付爪を使えば、リスクも少なく押尾サウンドに近づけます。
やるやらないは個人の自由ですが、リスクを考えてからでも遅くないと思います。
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From: * 2009/08/30 02:42
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